3月 淡路島もみじの里・自然農の学び

by ray

3月の作業。この時期はレタス、じゃがいも、ごぼうなどが蒔ける。

野菜の種、苗の植え付け。野菜を植えるときは、植える畝のライン上に麻ひもを張り、目印とする。植える場所だけ草を刈り、必要があれば鍬で耕す。植えたら、刈った草を上からお布団のように被せる。そうすることで、水をやらなくても土の中から発生する水蒸気が水分となってくれる。『雨は下から降る』という自然農の言葉。必要な場所だけ草を刈る、水をやらない、刈った草をかぶせるということがとても大きな学びだった。

レタスの種蒔きでは、40cm四方くらいの小さい区画を作り、鍬でフカフカにする。浅くてよい。種を重ならないようにパラパラと巻いたら、刈った草をかぶせても良いし籾殻などを蒔いても良い。鳥が食べにくることもあるので、網を被せることもある。

下記はもみじの里の資料から抜粋。

 

〈自然農とは〉

  • 人体を気血水がスムーズに巡るのが健康のように、田畑の気血水がある。
  • 作物が健全に成長できるように、自然の力を活かせるように手助けする。

 

〈畝つくり〉

  • 目的は、排水を良くして空気の通りをよくするため。
  • 雨の日には土を触らない。
  • 田んぼは水平に。畑はかまぼこ状の畝を基本とする。
  • 畑は排水を考える。田んぼは、畔の高さを考える。
  • 溝をつくることが、そのまま畝つくり。
  • 基本は、南北方向に作る。

 

〈田んぼの作業〉

  • 2〜3月は畝や水路の調え。田んぼは畝より畔が大事。
  • 耕すことは、エネルギーを引き出す技。耕さないのは、エネルギーを溜める技。
  • エネルギーを溜める技として、基本は土を裸にしない。草を生やしておく。

 

〈畑の作業〉

  • はじめての場合は畝をつくる。排水が大事。

 

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